第1章終了

金曜日，スイスから同じ研究室に来ていた子が帰国した．
彼女は3ヶ月間のトレーニングということで滞在していた．私より少
し早くフィンランドに来ていたことになる．
フィンランドに来たてで，少しさびしかった私を週末には旅行にさ
そってくれたり，スイスロールを作ったり，私の研究テーマに関連す
る情報をくれたり．本当にいろいろ助けてもらったね．．．

KamppiからTurkuにバスで行き，そこからフェリーでストックホルム
へいって，そこから電車でドイツ経由で帰るというので，学校から彼
女の家に荷物を取りに行き，Kamppiのバスターミナルまで一緒に行っ
た．

彼女の望みどおり，バスターミナルに到着してすぐバスの出発時刻に
なった．
「待ち時間があると，きっとまた泣いてしまうから」
と学校から彼女の家に向かう途中そう言っていたのを聞いたときは，
あまりぴんと来なかったけど，彼女の乗ったバスが去っていくのを見
ながら，そのとおりだと思った．

今週は，こちらに来てから初めて来るなにか節目のような一週間だっ
た気がする．他にも，日本から来ていた子が帰国したりもしたし．
とてもさびしい気持ちになってしまっていたが．
またこれから新しいことが始まるのかな！と思うことにしよう．