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帰国の準備 [道のり]

日本に帰ってからの住まいを決めました.
インターネットで見つけて,不動産屋さんにいろいろ相談にのって
もらって,部屋の写真や寸法などこと細かに教えていただけたし
気に入ったので,そこに決めました.

そんな日本に帰ってからの心配もしつつ,ぼちぼち帰国までにこち
らやらねばならぬことを考えています(研究以外で).
銀行の解約,住民登録関係の手続き・・・
そんなものかしら.

あとはこの部屋の荷物をどうするか,とか.

さよならキャンペーンも開始しました.
お世話になった友達に会う,ってだけですが.

もっとゆっくりはじめるかと思ったら,8月はじめからアフリカに行っ
て,帰国が私の出国後という子がいたので,この前の日曜日から
はじめています.

あとここにいるのが2週間ほどなんて,信じられないです.


ドライサマー [ネイチャー]

今日,研究室の人々とお昼を食べた時,天気の話になりました.
6月,7月と本当にこちらは天気がよい日が続いています.
「ここ数年来でもっともいい天気の続いている夏だよ」
と友だちが言うように,気温もけっこう高く,まぶしい太陽と美しく青い
空とさらっとさわやかな空気を楽しんでいるのですが,

この空の青さ!本当に美しい夏なのですよ.

ところがこれも喜んでばかりもいられないみたいで.
実は,今年のフィンランドは
「ここ45年で最も乾燥した夏」
だそうで,あまりに雨が降らなさすぎで,確かに森の木や草が枯れて
いるのです.もう紅葉しているのかと思うような木も見かけるほどなの
です.

いいような悪いような.


こどものえ [生活]

moimoiさんからフィンランドの子どもの絵についてご質問をいた
だいていていました.

・どのような紙に子どもたちは絵を書いているのか?
・太陽は黄色で書くというが本当か?

えー,どうなんでしょうねえ.
と思いつつ,忙しかったので今日になってしまったわけですが.

そういえば,近所の子どもが私の誕生日にプレゼントしてくれた
絵に太陽の絵がありましたよ.

太陽,黄色だ.

本当にみんな黄色でかくのかな?
というわけで,フィンランド人の友だち(おとな)にも聞いてみました.

子どもの頃,太陽は何色で描いた?
「黄色」
あら,ほんとにそうなんだ.
じゃあ,夜明けとかは?
「オレンジかピンク,でも...オレンジだね」
へー,そうなんだ.

じゃあ,どんな紙に描いてた?
「A4サイズのコピー用紙の裏紙」
これはどのうちでも一般的だと言っていました.
日本のように,お絵かき帳ではないのですね.
なおこの裏紙はホチキスでとめてノートのようにしたりということも
ないそうです.


あともう [道のり]

こちらでの生活も1ヶ月を切りました.
本当に時間ないです...
やりたいことがまだいっぱいあるのに.


船乗り [旅行]

先週末,友だちのおじさんのヨットに乗せてもらえることになりました.
おじさんはTurkuに住んでいるので,そこまでみんなで電車で行き,
そこから船で南にどんぶらこGullkronaというところに行きました.
その島に行く理由は「焼き魚が売ってたりして,それがまたおいしい
ので」ということでしたが.
沖に出ると,エンジンを止めて,早速帆を張り,あとは風だけで目的
地へ向かいます.

風向きによって帆の位置を変えたりするのですが,大昔にヨットに乗っ
た経験があるにもかかわらず,あまりお手伝いできませんでした.
それより,すごく日差しが強すぎで弱ってしまい,ぐったりしていました.

でも,途中,船の操縦もさせてもらいましたよ.

長袖を着ていますが,これは私が日差しに弱いためで,実際はものす
ごい暑かったです.本当は頭にスカーフもかぶっていました.

上手に風を受けて進むことが出来ると,6ノットくらい出るのですが,う
まくいかないと,だんだん船がゆっくりになってきて...島が見えるとき
はそれに向かって,見えないときはコンパスをとか,風がどーだこーだ・・・
いろいろ教えてもらいましたが...
船の操縦って難しいものだと思いました.

船用のガソリンスタンドにも立ち寄りました.

車のスタンドみたい.

で,行った島はこんなところ.

港がいっぱいで,沖に碇を下ろし,一泊しました.

島まではゴムボートで行くことになりました.

この島にとても短いトレッキングコースがあるのですが,どうやら子供
連れも多いことを意識してか,

こんな

こんな

こんな道しるべがコース沿いにたくさんありました.
そういえば2日目の朝,焼き魚を買いに行って戻ってきて,ボートから
ヨットに移る際,ボートが離れてしまい,服着たまま海に落ちました.
あはは.
確かに魚はおいしかったです.


16年ぶり [旅行]

本当にこのところずっと忙しくて,寝る時間もなければ自分のブログ
も見ていないほどでした.

さて,色々書いておかなければならないことがたまってしまったので
すが,まず,先月の夏至(juhannus)のときの話を.

かれこれ16年前に実はフィンランドには来たことがあって,そのとき
大変短い間ですが,あるお宅にお世話になりました.それは本当に
楽しい思い出で,それ以来,またフィンランドにまた行って,その家
族に会いたいなーというのがありました.
で,念願かなってフィンランドに来れたわけですが,なかなか会いに
行けなかったのです.
その場所はヨエンスーという街の近くなのですが,まあヘルシンキか
ら遠いとか(500キロくらい離れている),その家にいた私より1歳年上
の子がいまヘルシンキに住んでいるのだけど,彼女もなかなか忙し
くて,せっかく行くなら彼女と一緒に行きたいと思っていたけど時間が
合わなかったとか.

とか言って実は5月末に友だちとヨエンスーまでは行ってしまったのだ
けど,そのときは誰にも連絡しないで,ヨエンスーの街を歩いただけで
した.一緒に行った友だちも,私がここにきたことがあることは知って
いたけど,だからといって家族に会わなくていいのかとかそういうこと
を聞くことは一切なく.
まあもちろん用事があって行ったのでいいのだけど.

何はともあれ,この夏至祭を利用してぜひいらっしゃいとフィンランドの
お父さんお母さんにも言ってもらえたので,前述の彼女と彼女の飼って
いる犬(ずいぶん前にここに書いた体重50キロくらいあるシェパード)と私
とで行ってきました.

でも行ったのは,そのときにお世話になった家ではなく,
ヨエンスーの少し南にある湖畔の別荘で.

ここで6月23日から25日まで過ごしました.

それでちょうどJuhannusの日に,実家に連れて行ってもらいまして.
相変わらずかわいらしいおうちでした.

記念撮影

さすがに近くまで来たときは,じーんときましたねえ...
本当にこの家に戻ってこれて,そしてお父さんお母さんが元気なうちに
また会えてよかったと思いました.

こんなきれいなところで,家族一緒にすごせて幸せでした.


夏至 [生活]

昨日6月21日は夏至でした.
この日,ヘルシンキで日が出ている時間は
18時間53分
でした.長いねー.
まあ.もっと北に行くと日が沈まないので,それに比べれば
まだ日が短いほうなのですが.

フィン語で6月は「夏月(kesäkuu)」といいます.
本当にその名のとおり,ここのところずっといい天気が続い
ていていました.ずーっと抜けるような青空で,いつまでも明
るくて.毎日暑くて暑くて(30度くらいまで気温上昇).からっと
しているからまだいいけど,ほんと暑い.ここのところ毎日忙
しいし暑いしで,ぐったりしてました.

そんなふうにいいお天気が続いていたのですが,一番日が
長い昨日に限って,夕方から曇ってしまいいつものようにあ
まり明るくなくて,なんかちょっと残念でした(うまく説明できな
いけど).今日から徐々に日が短くなるし,もうすぐここを離れ
なければならないしで,少し寂しい気持ちにもなっています.

明日はJuhannuspäivä(夏至祭)で全国的にお休みです.クリ
スマスのときと同様,街中の全ての交通機関が止まって,み
んなサマーコテージなどに行って,この週末を過ごします.
今日の夜から私は,Joensuuに行ってきます.
16年ぶりに私のフィンランドの家族と再会する予定です.


だいたいな番組表 [生活]

テレビで放送される映画をパソコンで録画することがあります.
インターネットで番組表を見て,何時から何時までか~といって
タイマーをセットして,ということを,まあもうここ何ヶ月もやって
いるのですが.

でも,本当に頭にくるのが,こっちのテレビ番組って
「テレビ番組表どおりに番組が始まらず終わらない」
ってことで!!!

昨日もそうでした...

19時15分 映画
21時 次の番組

と番組表がそうなっていれば,タイマーのセットはもちろん
19:15~21:00
になりますよね.

たまたま録画中に家にいたわけです.

9時になった時点で,
まだ映画途中!

私の使っているチューナーについてるテレビのソフトも,いまいち
で,タイマー録画してたものに関しては,ちょっと延長とか,そんな
のは絶対無理.そんなで9時ぴったりに一回ソフトが終了!

えー!
あわててまたソフトを立ち上げてテレビを見たら,やっぱり映画続
いてるし!もー!
結局映画が終わったのは21時2分くらいでしたが...

9時から次の番組って言うんだったら,9時までに終わらせて,ちゃ
んと次の番組やってよ!

でも,こういうことって結構よくあるんですね.
しかも国営,民放問わずどのチャンネルでも.
日本でこれだったら,抗議殺到だろうなと,時々予定よりも早く始
まり,まだ途中なのに録画が終わっている出来上がりのファイル
を確認しながら,思うこともしばしば.(反対に,録画開始時刻に違
う番組が続いてて,ずいぶん経ってからようやく目当ての映画が始
まって,予定時刻よりも前に終わることもあります)

だいたいこんな感じな番組表じゃなくて,もうちょっとどうにかならな
いかなあ.

ちなみに私のパソコンの時計はインターネット時刻サーバと同期す
るの設定になっているので,正確なのではないかと思います(多分).


近所の国立公園:Nuuksio [ネイチャー]

この週末は久しぶりの休みらしい休みで,まさに私が日本で
よく使っていた日本語「寝て曜日」を体現したかよのうな日で
した...寝すぎてちょっと意識が朦朧としてるほどですが.

ばかみたいに5月は忙しかったので,6月はもっとゆったりした
日々にしたいと思います.

まあそんなで忙しかったこともあり,あまりブログも更新してな
くて,更新したと思えば他の国に行った話ばかりだし,ぜんぜ
んフィンランドの話ではなくなっているので,先々週行った国立
公園の話を書きます.

5月25日は祝日で,しかも結構いい天気だったので,ご近所さん
と急にハイキングにでも行くかという話になり,隣町(Espoo市)に
あるNuuksio国立公園に行ってきました.

ヘルシンキから電車とバスを乗り継いで1時間ほどです.

フィンランドには確かに山らしい山はないのですが,氷河に削ら
れた,氷河に運ばれてきた巨大な岩石で出来たこの土地は,み
んながまっ平らだというほど平らではなく,結構ダイナミックな地
形なのでござます.

私が育ったのは,関東地方でも沖積平野で,本当にぺったんこな
地形で,そういうところのことを「平ら」というと思っているので,フィ
ンランドってぜんぜん平らじゃないし,森の中もすごい高低差があっ
て,歩いていても大変だよ...というかんじなのですが.

一緒に行ったのは,なんかずいぶん高い山が近くにあるようなとこ
ろ出身だというかたで,その人にしてみれば,ずいぶん平らなとこ
ろのようでしたが.

私には,山登り同然でした...

結局3時間くらい森の中をがつがつ歩き

時々こんなきれいなところにも遭遇.

楽しかったです.

フィンランド国内は,このような国立公園,ハイキングコースがとてもよ
く整備されています.


まだ明るい [ネイチャー]

いま,こちらは夜11時です.

私の部屋からの眺めです.
夜11時なのに,こんなに明るい...

真北を向いたこの部屋は,夕方6時以降
猛烈に明るくて,目も開けていられません.


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