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Helsinki City Grand Prix [カルチャー]

フィンランド人はF1が大好きです.
今日は,本当にそうなんだということが分かった貴重な日でした.

ちょっと朝から人に会う用事があったので,ヘルシンキ駅のほう
に出かけ,トラムを待っていたわけですが,張り紙があって,「今
日の午後2時半から夕方4時ごろまで,トラムとバスのルートが変
わる」となっていました.はーん,と思っただけで,トラムに乗った
わけですが,確かに,ヘルシンキ駅の東側のバスターミナル横の
広場にイベントコーナーっぽくなっていたり,通行止めになるあた
りにバリケードが出来ていて,ぜんぜん雰囲気が違ったんです.

なんだろ?
と思いながら,用事を済ませ,11時ごろヘルシンキの駅に帰って
きて,改めてイベントコーナーに行ったら,まさにイベントが始ま
ろうとしているところで.
中に入ってみたら,トヨタのF1チーム関連のイベントでした.

ちょっと閑散としている風味なのは,開店直後だからです.

ピットインの作業が体験できたり

こんな浮かれたものもあったり(実際撮ってるひとも結構いた)

「そして,午後3時から,ヘルシンキの街がモナコGPのように1周
約700mの市街地サーキットになり,F1ドライバーのヤルノ・トゥ
ルーリが走ります」

というアナウンスが聞こえたので,今日は友だちがうちに来るか
ら夕飯の買い物をしないといけないし,準備もあったので,とりあ
えず,家に帰って,準備をして,またヘルシンキに3時に戻ってき
たのですが・・・

こんなに混んでる電車見たことないってくらい電車は混雑し,
こんなに人がいたのか!ってくらい,山ほど集まってました.

朝のイベントで,耳栓をもらってたのですが,周りのみんなもして
いたし,前から3列目くらいにいたので,うるさいかもと私も耳栓を
してみたのですが,思ったほどうるさくなかったです.
もしかしたらコーナーの手前だったからかも.

このときの動画を撮ったのですが,ちょっと重くてここには載せら
れないようです.残念.

Helsinki City Grand Prix


ざりがにぱーちー [カルチャー]

今週の月曜日,友だちと3人でうちでご飯を食べたのですが,
そのときにきていた子の一人に
「うちで水曜日にザリガニパーティーやるんだけど来る?」
と言われ,行ってきました.

北欧では,夏にザリガニを食べるんだそうで.
そういえば,最近スーパーでやたらロブスターのような絵の描
いてある紙皿やナプキンが売ってたけど,あれはあのデザイン
が流行ってわけではなくて,ザリガニを食べる習慣があって,
そのパーティー用だったのか・・・と,納得したわけです.

このパーティー,こちらではrapu juhlaといいます.
rapuがザリガニの意味.フィン語では,カニもザリガニも伊勢
えびもみんな一緒ってかんじ.

まさかザリガニをフィンランドで食べるとは夢にも思いませんで
したねえ.

フィンランド産は一匹5ユーロとかしちゃうみたいで.高いのね.
というわけで,私たちが食べたのは,中国からはるばるやって
きたみなさんだと友だちは言ってました.

味は・・・エビみたいでした.
ごちそうさまでした.


Vappu [カルチャー]

4月30日,5月1日とフィンランドは「Vappu」というお祭りだそうです.
というわけで,行ってきました.

30日のヘルシンキ.

こんなに大勢の人をこの街で一度に見たのは初めて・・・

多くの人々が白い帽子をかぶっていらっしゃるのですが,これは
黒いふちの真ん中に大学の校章が入っているだけでなく,学校ご
とに形やデザインが少し違ったりして,見ればすぐどこの学校出身
かわかるというものだそうで(高校を卒業する時点でも手にするも
のらしいのですが,やはりここにかぶってくるのは,大学時代の帽
子のようです)

まあそれで,30日のメインは,街の中心部にいた人々が,夕方
6時に一斉に帽子をふ~っと振りまわすというもので.
ふ~っと振って,それでシャンパンでかんぱいして,おしまい.
うーむ...

そして1日はピクニック.
このピクニックはヘルシンキの南にあるKaivopuistoに行くのが伝
統ということで,友だちに誘われて行ってきました.

この公園でこんなにたくさんの人みたのも初めてだ.

私は11人分のおにぎりと卵焼きと,ちょうど今日本から来ている友
だちに頼んで持ってきてもらっていた材料で作ったおだんごなどを
持参.みんなそれぞれいっぱいいろいろ持ってきていて,たらふく
食べて飲んで.そんなかんじでした.
いくら飲んだくれても,やってることが「ピクニック」というところが,
フィンランドって気がします.

レコードもかけちゃったり.
そんなピクニックでした.


復活祭行列 [カルチャー]

先週の土曜日,ヘルシンキの大聖堂で「イースターの行列(Procession)が
9時からある」というので,見に行ってきました.

大聖堂の前の大きな階段を舞台のように使い,お芝居のようなものが始
まったと思ったら,十字架を担いだ人が降りてきて

去っていきました.

一緒に行ったドイツ人の友だちが,「キリストが貼り付けになるまでの過程
をあらわしているので,行列が終わったら,またここに帰ってきて結末を見
せてくれるはず」

というわけで,この日私の誕生日ディナーを外で!という計画がそこらじゅ
うの店が閉まっていたため,マクドナルドになってしまい,そこでべらべら話
していたら,気がつけば閉店時間もとっくに過ぎていて・・・

行列も終わってました.

結末分からずじまい(笑)

大聖堂,ライトアップされてました.


日本文化 [カルチャー]

うちの近所に,コンサートホール,公民館,図書館,カフェが
一体になったような施設があります.
めったに行くことはないのですが,たまたま図書館に用事が
あって行ってきました.これまた先週の話なんですが.

そしたら施設の入り口には,「日本文化」と書いたポスターが.
入ってみたら,ホールにはお習字が展示中.


また,選んで書いている字がなんともまた不思議な...
「根」
「花と筆」
「生け花」
「奇」
「款」
「姻」

このチョイスは一体なんでしょう.

そして!

ありましたねー!いいかんじに反転した「いらっしゃいませ」.
よく見ると,右上にほんのり小さなものが張ってあります.
最初,反転してるけど,これはよく書けましたで金賞なのか
な?などと思ってよーく見てみたら

招き猫だし!
下にフィンランド語で「Tervetuloa(いらっしゃいませ)」って書
いてありました(笑).

いやー,反転してますよ,って言うべきか迷ったんですけど,
誰にいったらよいか分からなかったので,そのまま帰ったん
ですけどね.数日後再び訪れたら,

直ってました.書いた本人が猛抗議したのかもしれません.

個人的には,「いらっしゃいませ」の3つとなりの作品
「大喜び」
が気に入りました.


氷のバー [カルチャー]

ドイツ人の友だちが,帰国するので,「せっかくだからどこか
観光地のようなところに行きたい」という.
そんな彼女のリクエストは「氷のバーに行く」こと.The Arctic
Ice Barというのだそうな.

そんなとこ知らない.

でも,行ってみた.

ビルの地下にある何の変哲もない陽気なスペイン料理屋のレ
ジでチケットを買うと,ガウンと手袋をかしてくれて,中へどうぞ.

こんなとこ.

とても狭い.
大きな冷蔵庫に入っているようなかんじ.

世界でもここは第二号店(一号店は,ストックホルムかどっか).
結構世界中のあちこちにあるそうな.

ここは,収容人数は15人が限度だという(それ以上だと,狭くて
人が入らないだけでなく,気温が上がってしまうため).
スタッフ(バーテンダー)は,客が中にいる間だけ一緒に入る.

客の中には,もっと広く,全てが氷でできている(友だちもそう思っ
ていたが)と思ったのに!といちゃもんを付ける人もいるという.

ホテルなど,観光客向けにしか宣伝していないので,地元の人は
来ないほとんどという.そうでしょうねえ.ぱっと見,あるかどうかも
分からないもの.

室内の気温は,マイナス8度.
-20度を知った今では,この気温も「寒くないねー」でおしまい.

でも,棚も机も全て氷でできた部屋というのはなかなか面白い.
入場料(1ドリンク付)で10€.


ライブハウスの1列目で何もしない [カルチャー]

先週,代理でライブに行きました.
apocalypticaというバンドのライブでした.
メタルなんですけど,楽器はギターではなくコントラバス
を使ってて.そんなんで変わってるというので有名だそ
うです.実物が見れるというのは大変貴重なのだそうで
すが,今回も私は観客の観察目的で行ってきました.

音楽そのものについては,自分自身が心配になるくらいど
の曲も同じに聞こえてしまいました.
3人いるメンバーのうち,2人は長髪なんですけど,時々頭
を回しながら,コントラバスを弾いてました.指の位置とか
間違わないかと心配するほど激しく,二人一緒に頭をぐる
んぐるんまわしているのをみて,ああ,連獅子だなーと思っ
て見てました.

会場は,去年行ったクリスマスライブと同じ「フィンランドの
日本武道館(ビッグになったら必ずコンサートをやりたい場
所)」ともいうべきTavastiaで.収容人数については武道館の
比ではなく,600人程なんですけど.
前から1~5列のコアなファンは,一緒に連獅子をやったり
のりのりだったのですが,しかもそれは真ん中辺だけ(しか
も,フィンランド人じゃない人が多かったし).ちょっとそのゾ
ーンから外れると,もうやはり棒立ち.

一列目でも,長髪で長年メタルが大好きっぽい風情のおじ
さんが,腕組みをし,微動だにせず,じっとステージをにら
みつけていて.とてもスピード感あふれる音楽なのに,これ
でじっとしているのも難しいだろうと思うのですが,全く動じ
てませんでした.
これぞ,フィンランドでのライブの楽しみ方か.
私も次回,行くことがあれば(あるのだろうか…),ぜひ「ライ
ブハウスの一列目で何もしない」を実践したいと思います.


もちつき [カルチャー]

この前の土曜日は忙しかったんです.
午前中から夕方まで,前述の雑貨屋さんで働き,その後,
また他の友だちから芬日協会主催のもちつき大会に誘われ
ていたので,行ってきました.
なんとなく久しぶりにおもちが食べたかったので.


立派なうすと杵がありましたよ.

配偶者が日本人,親戚に日本人がいる,日本から仕事
や留学に来ている,ご両親の都合でいまこちらに住んで
いる,日本に留学経験がある,日本に興味がある,日本
人の友達がいるなどなど,さまざまな理由でたくさんの人
が集まって,おもちを食べてました.

何か,不思議なつながりを感じました.


年頭に当たり,この1年を占う [カルチャー]

あけましておめでとうございます.

フィンランドでは,大晦日の夜6時から12時間,花火だらけに
なります.この国では,この一晩で,1年の花火消費量のほと
んどを使ってしまうということなのです.ヘルシンキでは200万
発の花火が一晩で打ち上げられたそうです.すごいね.

で,私はなにをしていたのかというと,フィンランド人の友だち
んちのパーティーに行ってきました.20代後半~30代の人が
集まっていて,赤ちゃんがいたり,楽しい雰囲気で飲んだり食
べたり.そのとき,1歳児に読んで聞かせる絵本に書かれてい
る文章がちゃんと読めるようになっている自分に気づいたわけ
ですが,ああ,まだ1歳か・・・などと思った2005年大晦日でした.

小さい子もいるということで,9時過ぎに一度打ち上げ花火を友
人宅近くの公園でやりました.そして,また家に戻り飲んで食べ
て・・・だったのですが,この日,大変失敗したことに,非常に寝
不足で(3時間ほどしか寝ないで)参加してしまい,途中もう眠くて,
1時間ほど仮眠をとらせてもらい,それからいよいよ本番!

その友人宅からほど近い,ヘルシンキでも夏になるとみんなピク
ニックいくというので有名なseurasaariという島へ渡る橋から,ヘ
ルシンキ中心部で開催されていた花火を見ました.もちろん自分
たちの花火も持参ですから,そこから打ち上げもしました.

橋は海の上なので,すごい風が強くて,実際よりもとても寒く感じ
ました.が,橋からはヘルシンキとエスポー(ヘルシンキの西隣の
市)で打ち上げられていた花火が同時に見れて,すばらしかった
です.

実は,そこらじゅうで花火が打ち上げられているので,「ひゅ~~
ばーん」という音がして,私は戦争は知りませんが,「空襲ってこ
んなかんじかな,すごい怖い」と新年に向けての花火だっていうの
に大変ネガティブな妄想をしてしまったのですが・・・そのくらい,切
れ目なくあちこちで花火があがっていました.

さて,お正月近くなると,こちらのスーパーのレジのところに錫でで
きた小さな馬の蹄鉄が売られるようになります.これは,熱で溶か
して,それを水にいれて,そこでできた形で今年を占うというのに使
います.わたしも,花火が終わって友人宅にもどってからやりました.

ピンボケですが,蹄鉄の形

外でやるのは寒いので,レンジの上で温めました.
熔けたらバケツの水に勢いよくいれる!

で,私は2つできました.

「このくちゃくちゃな感じが富をあらわすから,すごいお金に恵まれ
るよ」
そうですか.ほんとにそうだといいんですけど.

「あと,このできた形でできる影ね.これ,何に見える?」
何かな...あー!うーん?

「この見えるものが,今年1年を暗示しているんだよ」
へー.おもしろい!

というわけで,私はこんな一年だそうです(笑).

こちらでの生活も実はもうそんな長くないので,穏やかに毎日を暮
らしていきたいと思います.


「ヘビークリスマス」 [カルチャー]

北欧といえば,メタル,なのだそうです.

でも,誰がどうとか,何がいいとかぜんぜん知らないし,どこ
でライブをやっているかも分からない.しかも,彼らの音楽に
興味があるわけではなく,実はライブに来る観客のほうに興
味があるという,大変説明しにくい動機で,別に好きでもなん
でもないけど,フィンランドに来たら一度は行って見たいと思っ
ていたのでした.

そしたら.
うちの近所にメタル大好きさんがお住まいなんですが,以前
「一度はメタルのライブに行っておきたいんだよね~」といっ
たのをその人は覚えていて,先日,あるイベントを紹介され
ました.それが,なんと
「ヘビーメタルでクリスマスソングを歌うライブ」

な,なにー!

半社会的のような面持ちの彼らが,その対極にあるようなクリ
スマスソングを熱唱するだとー!?

企画を聞いただけで半笑い.
もーこれは行くしかない!
タイトルも,「Raskasta Joulua (= heavy christmas)」だし.

というわけで,昨日行ってきました.

まずちょっとがっかりだったのが,観客の服装.
みんな普段着で.もっと怖いやつを想像していたのですが,あま
りに普通でしょんぼりしたほどで.クリスマスソングのライブだっ
たからかな(という私も普段着で行ったのですが).

あと,日本だったら,ライブハウスに入ったら,みんな先を争って
ステージかぶりつきのポールポジションを!となるけど,フィンラン
ドは,まず後ろから埋まっていくということがわかりました.
だから,最初はステージ前がらあき.
でも,始まる頃には,わらわらとステージの前にお客さんも集合.

で,ライブですが.


こんなですけど,「きよしこの夜」を熱唱.


こんなですけど,歌っているのは,クリスマスソングなわけです.


こぶしを振り上げながら歌うクリスマスソングってあるか?

おもしろかったです.


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