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スタンド・バイ・ミー:サヴォンリンナ [旅行]

3日間使えるフィンレイルパスを使わなければと,ちょっと意地になっ
て日帰りでまた旅にでることに。
今度は一人旅で,サヴォンリンナ(Savonlinna)へ。
9月25日,朝早くおきて,行ってきました。

フィンランド人の友だちが貸してくれているフィンランドのガイドブッ
クを家に忘れたことに,列車にゆられながら気がついたのですが,
観光地だし,どうにかなるだとうと思っていました。
ぐっすり寝ていて,気がついたら目的地。
みんなが降りているから,ここだろうと思って降りてみたら,終
点の一つ手前の駅(Savonlinna-kauppatori)。
ここで正解だったのですが,なにも情報がないまま降り,情報を
仕入れないまま,人の流れに沿って歩いていたら,町の中心部へ。
何か違うと思って駅に戻り,地図を見つけてみていたけど,どこ
が有名なお城なのかも分からず。。。そうだ!本来の目的地駅
に行けばいいじゃん。
というわけで,行ったのですが。

サヴォンリンナは,湖に浮かぶ島にある要塞(城)です。要するに
その城の場所がどの島だったのかわからなかったというのが全て
の間違いの始まりだったのですが,たぶんこっちかな気分で行っ
たため,となりの島をトレッキングする羽目に。。。

このような美しい森を

ひたすら歩き,駅を探していました。

とうとう疲れ果て,踏み切りのところで人に聞いたら,その場所
はすでに踏切ではなく,線路は廃線のところで

線路沿いに脇の道を歩いていけば,駅に着くよと教えてもらい
ました。
しばらく行くと,なにやらいろいろあり,駅か?と思ったら,ど
うやら操作場に出た模様。

めったに歩くことない線路の上を歩きます。

線路を歩きながら,「スタンド・バイ・ミー」の歌が浮かびまし
た。この言葉の言わんとするところが,ようやくわかりました。
線路というものは,どうしてこうも心細くさせるものなのか・・・
本当に「stand by me」と言いたくなる気持ちにさせるのだな
と思いました。まあでも今日友だちとかが一緒だったら,
申し訳ない気持ちで,そんなこと思わなかったでしょうが。

そして,ようやくサヴォンリンナ駅につき,電車も何も来ない時
間に突然ホームから入ってきた人に駅の切符売りの男性はいぶか
しげな顔をしながらも,「このへんの地図はありますか?」とい
う問いに,親切に対応してくれました。顔が,マッティ・ペロン
パーでした。ここはフィンランドだなあと実感。

隣の駅からサヴォンリンナ駅まで,10分のところ,2時間くらい森
の中を歩き続けていました。11時半について,15時には出る予定
でしたので,もう時間がない。。。
で,お城の場所を教えてもらいました。
「ここから1.5kmだから,15分」
田舎の人のすぐそこだからと,フィンランドの15分というのは,同
じくらいあてにならないと思いつつ,意外と高低差のある島を歩き
湖に浮かぶ美しいお城に到着!
Olavinlinna

すっごい感動しました。。。
きれいなところでした。


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